東京都渋谷区恵比寿にあるセオリツデンタルクリニックのブログです。
少しずつですが、歯科治療について説明していこうと思っております。
お口の中を永続的に健康を維持するには、
また、原因は?
① 力のコントロール(かみ合わせ、歯並び、歯の本数)
② 炎症のコントロール
原則この2つです。
力のコントロールとは?
顎関節を安定させること
全ての歯が咬む
歯並びを良くする
かみ合わせを良くして、歯の負担を軽減する
歯ぎしり、食いしばりの生理的範囲内に抑える
これらの役目が自分の専門であり仕事と言えます。
炎症のコントロールとは?
歯周病の治療
根っこの治療
おおまかに分ければ、炎症を消失させる治療と言えるでしょう。
緊急の処置となれば、感染の除去と捉えるならば
虫歯の治療、抜歯、神経を取ることと言えます。
力のコントロール、炎症のコントロールできればいいわけです。
ほとんどの歯科治療で認知されているのが、炎症のコントロールです。
メディア、皆さんが知っているのは、こちらになります。
歯磨き、歯科の定期的メンテナンス、虫歯の治療、歯周病の治療、神経を取るなど
そのため、炎症のコントロールの分野に偏極していると言えるでしょう。
力のコントロールとなると
顎関節の安定、かみ合わせ、歯並び(矯正治療)、インプラントにて歯の本数を揃える
こちらは自費診療になるため、困った状態にならなければ、関心をもてなかったり、歯を永続的に健康に保つために必要不可欠であることも認知されていません。
そのため、60代で奥歯が無くなる方々が多いのです。
また、治療を繰り返すことになります。
歯周病の治療で、どんなにバイオフィルム(細菌の塊)を無くそうとしても細菌はまた増えます。
負担がかかれば、その歯の周りの骨は無くなってしまい、歯が揺れてきます。
虫歯にならないようにケアは大事ですが、その歯に極度に負担がかかれば、再発します。
根っこの治療もしかり、また悪くなったり破折することもでてきます。
インプラントを入れてとしても、かみ合っている歯が悪くなるか、インプラントが抜けてしまうこともあります。
力のコントロールは重要なのです。
ただ、間違いなく炎症のコントロールは大事なのは間違いありません。