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CASE STUDY最新の事例

2020.12.26
対象
噛み合わせ/バイオエステティック
期間
2年

自然で美しい歯を実現するバイオエステティック

せっかく矯正やインプラント治療などを施しても、不具合が生じ、台無しになってしまうケースが少なからずあります。これはしっかりとした噛み合わせになっていなかったり、顎の動きが安定していないためです。

治療の背景

D さんは他院で矯正治療を受けましたが、次第に噛み合わせが悪くなり、前歯の上と下の歯に常に隙間ができ、奥歯でしか噛み合わせができない状態になってしまいました。他院で症状を訴えても、「原因がわからない。施しようがない」と言われた D さんは、以前、治療を受け、信頼していたフローラデンタルクリニックの菊地医師の元を訪れました。

治療方針

D さんのように噛み合わせが悪くなる根本原因として、顎関節の動きが安定せず、正常に機能していないことがあります。また、間違った噛み合わせ、顎関節の使い方をしていたために表情筋に無理がかかり、笑顔などもぎこちない印象を与えるものになっていました。

D さんの場合、症状が進行していましたので外科手術も考えましたが、本人の希望を考慮し、歯科治療で進めることにしました。そして、綿密に計算したところ、 D さんの場合、顎関節を安定させた上で、奥歯をある程度削れば、全ての歯がしっかりと噛み合うようになることがわかりました。

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治療経過

1.コンサルティング&イメージの共有

ご本人の希望、お気持ちをじっくりお聞きした上で、OBIの考え方、手法を説明。D さんの理想の口腔機能や顔貌のイメージを共有します。

2.理想の噛み合わせ・顔貌の決定

CTやレントゲン撮影により D さんの現在の状態を正確に把握。綿密に計算した上で理想の噛み合わせ、歯の形を再現した模型を作成。これを元に D さんの本来あるべき歯の位置、大きさはもちろん、歯と連携する顎や舌などの動きをシミュレーションし、噛み合わせ、顔貌を決定します。

3.顎関節の安定

噛み合わせ・顔貌が決定した後、治療に入っていきます。まず顎関節の動きを安定させるためにマウスピース(mago)を装着。顎運動が安定したかどうかを定期的に確認していきました。

4.奥歯を削り、歯の形状を整える

顎関節の動きが安定した後、奥歯を削り、全ての歯がしっかりと噛み合うようにしました。厳密な計算を行い、削る範囲は最小限で済みました。

ビフォー・アフター

治療前と治療後での状態を比べてみましょう。

治療前

治療後

奥歯でしか噛んでいない状態であった D さんですが、治療後は全ての歯が噛み合うようになりました。

噛み合わせがよくなったことで表情筋にも無理がかからず、自然な表情になりました。

治療後

リスク

患者さんが治療内容や必要性を理解せず、または治療に協力しない場合や、経済的に負担が大きすぎて支払いが難しい場合、歯の残存数が12本以下に減少する可能性があります。

前歯が欠損している場合、治療が困難になります。また、歯並びが悪い場合は矯正治療が必要であり、骨格の問題がある場合は外科的処置が必要となることがあります。副作用は通常ありません。

総括

噛み合わせが悪いと歯はもちろん、顔全体のバランスが崩れてしまいます。また、一般的に行われている薬剤やレーザーなど人工的な方法によるホワイトニングは不自然な印象を人に与え、効果も一時的なもので終わってしまいます。OBIによる審美治療(バイオエステティック)は、噛み合わせや口内フローラ(細菌叢)のバランスを改善するなど根本からこれらの問題を解消し、自然で美しい歯や表情を取り戻します。

治療回数

36回

費用(※自由診療となります)

550万
(検査・診断、処置費用等を含む)⁡

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