東京都渋谷区恵比寿にあるセオリツデンタルクリニックのブログです。
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精密検査の必要性
当院の治療は、
① 顎関節の安定
② 生物学的歯の形態を与える
③ 全ての歯が咬むようにする
この3つを回復、改善することとなります。
やはり、治療に入る前に検査しておくべきことがあります。
検査1 顎関節の状態を診る
通常の開業医にて、顎関節を調べることは、ほとんどしません。
インプラントを埋入するため
根の治療をするため
親知らずを抜くため
これらの目的のためにCTの撮影はすることはあります
当院では、顎関節を安定させることから治療に入るので、顎関節の撮影は重要です。
検査2 骨格を調べる
どんなに歯並びを良くしても、全ての歯が噛んでなければ、奥歯に過重の力が加わり、失ってしまいます。
骨格的に、前歯が咬んでない場合、通常の矯正や、被せる、詰めるの治療で対応可能か?
外科的な処置(外科矯正適応ケース)が必要か?
調べることが重要です。
検査3 顎関節から歯並び、かみ合わせを再現する
歯の模型、咬合器という装置を使い、個々の患者さんのお口を再現する。
本来の顎の位置、普段咬んでいる習慣化したかみ合わせのズレの大きさを確認する。
対外の方々は、ズレがあるのですが、大きなズレかあり、やはり外科的矯正治療が、まず必要な場合があります。
よくあることてすが、
矯正治療終了したけど、顎が不快、食いしばるようになった。
歯ぎしりが、以前よりするようになった。
どこで噛んでいいか、わからない
何か詰めたり、被せたりすると、いつもかみ合わせが高く感じる
このような症状は、顎関節からくることがほとんどです。
日本では、顎関節を安定させる治療が、確立されていません。
また、保険診療など、顎の安定や、かみ合わせを考慮した治療ではありません。
そのため、顎関節を調べることが、ほとんど無いのです。
本来は、矯正治療、複数の歯を被せる、詰める場合、
必ず、これらの検査は必要なのです。